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尼崎市が誇る尼っ子リンリンロードの実力を見に行ってみた(前編)

尼崎市の自転車おすすめスポットといえば
尼っ子リンリンロード!!!

とゴリゴリにゴリ押ししていますが、その存在はご存知でしょうか?

知らない方のために説明を。

尼っ子リンリンロードとは、尼崎市の南を走るサイクリングコースです。
スタートは阪神尼崎駅、ゴールは尼崎市立魚つり公園で、約10キロあります。
SNSを見てみると、ゴール後に川をまたいで甲子園球場まで行ったり、そのまま武庫川を北上したりしている方もいて、大変アレンジの利くコースとなっております。中の人の髪もこれぐらいアレンジできたらいいのにな…

詳しいマップはこちら↓にありますのでご覧ください。


本来なら記事第1号でもおかしくない尼崎市の自転車のシンボル(?)、尼っ子リンリンロードが満を持してnoteに登場!!!!

長くなるので前編・後編と2回に分けてお届けします。
見せてもらおうか、尼崎市のリンリンロードとやらを!

それではレッツ尼っ子リンリン=3=3


1 阪神尼崎駅

リンリンロード公式のスタートは阪神尼崎駅南です。
例のごとくスタート地点の写真を撮り忘れました。検索してください。(他力本願)

阪神尼崎駅を少し南下すると、尼崎市開明庁舎があります。
もともとは開明尋常小学校の校舎で、現在は阪神尼崎サービスセンターや保健・福祉の窓口があります。

開明庁舎の塀には、以下の写真のような謎の穴があります。

工事中に誤って工具をぶつけたのでしょうか?

なんとこちらは太平洋戦争末期に米軍の機銃掃射を受けた弾痕なんです。
全体がこちら。

このような生々しい弾痕を見ると戦争って本当にあったんだな、たくさんの犠牲があって今のこの国があるんだなと感じました。
8月に行ったということもあり、なんかいろいろ思うことはあるのですが、自治体のSNSなのでここまでにしておきますね。


2 寺町から出屋敷駅

出だしからシビアなお話しでしたが、ここからはポップな感じで行きますね。

開明庁舎の西からは寺町と呼ばれるところに突入します。
その名の通り、お寺がずらっと並ぶ独特の雰囲気のあるところです。

ここはもう尼崎市の京都だ。
そうだ尼崎行こう。

お寺が並んでいるかと思えば、こんなレンガ造りのオシャレな建物も。

こちらはみんなの貯金箱でおなじみ、尼信会館の「尼信記念館」です。
尼信会館では貯金箱やコインだけでなく、みんな大好きな刀や鎧、特別展では絵画などが展示されています。
実物はその目で確かめてください☆

寺町を走っていると尼っ子リンリンロードの案内板的なものがありました。これで道に迷わなくて済みますね♡

中の人は個人的にこの色使いが気に入っています。


この案内板的なものを曲がるとそこは

なんと!塀がレンガのお寺!!!!!

中の人は豚だったら絶対レンガの家を建てたいほどレンガ造りの建物が大好きなので、可愛い相棒の右京さん(自転車)と写真を撮りました。

はいかわいい。
また新たな尼崎市の魅力を見つけてしまいました。

さらに西へ走ると、屋根の上にとてもかっこいい鳳凰が見えてきます。

こちらは甘露寺さん。
なんとなく「「「「「「柱」」」」」」という気がします。強そうですね。
財布の中に鳳凰がいるととても心強いですし。
左手前の謎のボケは気にしないでください。

それでは次いってみましょう=3=3

寺町を抜けると阪神電車の高架下に出ます。
また案内板があったのでこの道で合っています。

尼崎市ってたまにこういうガス灯風の街灯がありますよね。オシャレです。

高架下を走ると出屋敷駅のコンビニにぶつかります。ここを右に行き、駅の北側を走ります。

猛烈注意ですが、このコンビニ以降約5キロ、リンリンロード沿いに自動販売機もコンビニもほぼありません!!!!

飲み物、食べ物を買うならここが最後です。
飲み物は現地調達と考えていたのでこの後本当に死ぬかと思いました。
自転車ロードと銘打つわりになんということでしょうか………
まあ詳しくは後ほど。


3 蓬川を南下し謎のモニュメントまで

リベル出屋敷の前を通り蓬川沿いを南下していきます。

けっこう満足したのにまだ1.6キロしか進んでいなくてびっくりしました(笑)

ここからは自然を感じられるロードになっていきます。
さっそくきれいなサルスベリが咲いていました。

バラも植えられているので、満開のときはすごくキレイな公園になっていると思います。


さきほどから100メートル進みました(笑)
さあどんどん行きましょう!


特になんかあるわけでもなく普通の道を走っています。
ちなみに少し蓬川沿いからは外れます。


ここは細めの道なので気を付けてくださいポイントです。

左の標識は「歩行者を守るために車両の通行を禁止する」ことを意味する標識です。
自転車も車両なのでこれがあるところでは押して通行しなければなりません。

…が、今回は「軽車両を除く」とありますので自転車であれば乗って通行できます。
ぜひとも標識の意味を覚えてください!


そして蓬川沿いに帰ってきました。
ここが少し分かりにくいのですが、43号線を越えるために地下道へ行きました。

これがその地下道の入口です。
自転車は押して通行するようにと注意書きがあったので従いました。
とっても暑い日でしたが地下道は涼しくてちょっとしたクールダウンタイムとなりました。


地下道を抜けると案内板があったので多分合っていると思います。
まあ最後は魚つり公園へ行ければそれでよし(極論)

これまで「川」という感じだった蓬川が、いっきに「運河」になりました!

(進行方向とは逆の北向きの写真ですが…)

なにか気になるものがありました。
これはなんなのか、どういういきさつでこうなったのかとても気になります。


少し見づらいですが、道がタイルで舗装されていて走りやすいです。


蓬川の解放感と木の緑で自然を楽しめるコースです。
奥に見えるピンク色の花は尼崎市の花であるキョウチクトウです。
コース上にピンクや白などたくさん植えられていてとてもきれいですよ。


風力発電でしょうか?プロペラみたいなものがありました。
こんなものがあったのは知りませんでした。あらたな発見です!


モビィもいっしょに記念撮影★
この解放感がたまりません。大声出して走りたくなりますが迷惑なのでやめました。


そしてまた案内板を発見しました。

写真が下手すぎて白飛びしています。

でもコースを外れていないのでおっけーです。
それではまた走りましょう!


さきほどまでは自然を感じていましたが、ここからいっきに「工業のまち」を感じます!

こちらをご覧ください。

この配管ゾクゾクしませんか?????
奥の鉄塔といい工業感がたまりません!
いいぞいいぞ…アガるバイブス昂ぶるサイクルYEAH!


ここでいったん道路を渡ります。

右へ行っても左へ行ってもスポーツの森なの、市民でなければ意味分かりませんよね(笑)


そしてここからがリンリンロード最大の難関になります。
それがここ

少し見づらいですが、リンリンロードが工場のほうを向いています!!!!
えっ、どういうこと?

実はそのまま工場を突っ切るということです(笑)
下の写真の赤い道を通っていきます!

工場を突っ切るサイクリングロードってもうここしかないのではないでしょうか。
大きな車の出入りがあるので、赤い道を慎重に通ってください。


そしてまた蓬川に戻ります。
ここからは運河というよりほぼ海になり、工業感もマシマシになります!
尼崎市の神髄という感じがしています✨
 
ほらもうこういうの大好きなんです。見てください。

うまく言葉にできませんがこの錆びとパイプがたまらなく大好きです。
伝わりますかこの興奮?????
 
 

自転車を置いて運河の広大さを感じました。
日は当たりますが風がほどよくあって涼しかったです!
たくさん写真を撮ったのでまたInstagramにアップしておきます。
 
工場と自転車、まさに尼崎です!!!!
 
 
そしてここを右へ曲がると

電線の間になにやら妙なものが…
これはいったい何なのでしょうか?
 
 
尼っ子リンリン、尼っ子リンリンロード編第1話はここまで。
気になるその正体は次回!!!
 
 
それではまた来週もご覧ください=3=3

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