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どうも粗悪品っぽい自転車用ヘルメットを買ってしまったぞ☆彡

ご無沙汰しております。
この夏あまりにも暑すぎ&急に寒くなりすぎて自転車ででかけることがあまりなかったので更新があいてしまいました 。
(このnoteは自転車の魅力を発信するもののはずです)

さてさて、自転車といえば昨年の4月1日から言われている「ヘルメット着用努力義務化」。
街中を走っていると、ヘルメットを着用してくださっている方を見かけることが多くなり少し嬉しく思います。

ですが!!!!

ヘルメットはなんでも被ればいいというものではありません。
国民生活センターからも安全マーク付きのものを選ぶよう呼びかけがされています。

そんな中、知り合いがちょっとアレな自転車用ヘルメットを買ってしまったと聞きました。

どんなものか見てみましょう=3=3

ヘルメットならなんでもいいのでは?

そもそも、この世界には自転車用ヘルメット以外にもいろんな用途のヘルメットが存在します。
ぱっと思い浮かぶのは工事用ヘルメットでしょうか。

ならそれで良くね????


ちゃうねん。

自転車用ヘルメットは「転倒したときに頭を守ること」を想定しており、横からの衝撃に強くなっています。

いっぽう、工事用ヘルメットは「落下物から頭を守る」ことを想定しており、上からの衝撃には強いものの、横からの衝撃には自転車用ほどの強度がありません。

そのため、自転車に乗るときは必ず横からの衝撃に強い自転車用ヘルメットの着用をお願いします。


アレなヘルメットを見てみよう

それではちょっとアレなヘルメットを見てみましょう。
それがこちら

一見するとヘルメットっぽくなく、帽子のようでオシャレですね。
ですが中を見てみると…

なんか薄くて柔らかい白いのがおる。
これだけではノーコンのオオタニサン(架空)の剛速球を防げなさそう。

いちおうCEマークがありますが、自転車の安全基準を満たすものはCEマークとともに「EN1078」という表記があるはずです。
このヘルメットにはそれがありませんね。

頭部の保護がちゃんとできるのか心配です。


ちゃんとしたヘルメットを見てみよう

それではちゃんとした自転車用ヘルメットはどのようなものでしょうか。
一般社団法人 日本ヘルメット工業会発行のこちらの資料をご覧ください。

安全基準を満たさない製品の例に見たことあるようなヘルメットがありますね(笑)

事故の衝撃を緩和するためにはある程度の厚み のある衝撃吸収ライナー(発泡スチロール等)がないと基準を 満たすことは難しいようです。
知り合いが買ったものには発泡スチロールがなく、衝撃には弱そうですね…

それでは安全基準を満たしたヘルメットを見てみましょう。
こちらはとある職員のヘルメット。

白を基調としたシンプルなデザイン。
どんな服にも合いますね。

JCF推奨マークがあります。
JCFとは「公益財団法人 日本自転車競技連盟」のことで、この連盟の設ける基準をクリアしたものにつけられています。
J(ジェフ)C(クボタ)F(フジカワ)ではありません。

JCFには「推奨ヘルメット」より厳格な基準をクリアした「公認ヘルメット」というものがあります。
レースに出るためには推奨ヘルメットではなく公認ヘルメットが必要になりますが、持ち主いわく「出ない」とのことなのでこれで充分です。

中を見るとほら!!!!
分厚い緩衝材が側頭部のみならず後頭部、頭頂部にもあります。
アジャスターもついていて、頭の大きさにぴったりフィットします。

これでノーコンのオオタニサン(架空)も怖くない。
ヘルメットの大きさはご自身にあったものを選んでくださいね。

命を守るヘルメットを着用しよう

友人が買ってしまったヘルメットと安全基準を満たしたヘルメット、ぜんぜん違いますね。
せっかく着用するなら命を守ってくれるヘルメットを着用しましょう。

ということで!!!!
兵庫県による「自転車ヘルメットの購入応援事業」が実施されています!!

最大4,000円相当のポイントが還元されるキャンペーンです。

対象者や対象となるヘルメットは兵庫県のホームページに掲載されています。
ホームページ内にあるマークがついているものが安全基準を満たしたヘルメットですのでご確認ください。

令和5年10月3日以降に購入したものが対象となり、申請は令和6年2月までとなります。(ただし県の予算に到達次第終了。)

詳しくはこちら↓↓の兵庫県ホームページをご覧ください。

※コールセンター
 電話番号:0120-134-076
 受付時間:午前9時から午後5時30分(年末年始を除く土日祝日も対応)

どんなものであれ自転車に乗るときにヘルメットをかぶってくださることは、とてもうれしいことです。
しかしながら、せっかくならご自身の命を守れるヘルメットをかぶっていただきたいと思います。

このキャンペーンを機に安全基準を満たした自転車ヘルメットを購入して着用しましょう♪


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